【イギリス大学院留学】プレセッショナル修了後のビザ延長手続き / 必要な書類や残高証明書など

イギリス大学院留学

プレセッショナルコースに参加された方の多くは、コース修了後に学生ビザの延長手続きを行うと思います。今回は、ビザ延長申請手続きの流れを時系列に沿ってまとめてみました。

※イギリスのビザ制度は頻繁に変わります。本記事は私の場合はこうだったという備忘録なので、詳細は所属されている大学に確認してください。

日本でのビザ申請についてはこちらのブログにまとめています。

財政証明書発行手続き

まずは財政証明書をどうしたかご説明します。

イギリスではビザの申請時に財政証明書の提出が求められます。日本は提出免除の対象国となっているため基本的に提出する必要はありませんが、万が一に備えて準備をする必要があります。(私も実際には提出していませんが、準備だけ進めていました。)

財政証明書とは?

留学に必要な資金(学費+生活費)が銀行口座にあることを証明する書類です。必要な資金が28日以上口座にあること証明でき、ビザ申請日の30日以内に発行されたものが有効です。おそらく大学のビザ延長に関する説明会で詳細を確認できると思います。

財政証明書の種類

取引明細書(Bank Statement)

一番簡単に揃えられる書類だと思います。イギリスの銀行の場合はマイページなどからPDFをダウンロードできるようです。日本の銀行の場合は申請をしてから郵送してもらうパターンが多いです。

残高証明書+α

大学の説明では残高証明書を利用する場合は、別途「この口座には28日以上この金額を維持している」という銀行が発行した書類が必要とのことでした。ちょっと面倒くさそうです。

追加書類

以下の場合は、財政証明書と共に追加書類の提出が必要です。

  • 財政証明書が英語以外の場合:日本の銀行を利用する場合は、英文版の場合を除き、翻訳された書類が必要です。
  • 銀行口座が本人名義でない場合:親の銀行口座などを利用する場合は、その口座の財政証明書に加えて、「私の銀行口座のお金を子供の留学資金として使用します」といったような内容が書かれた書類が必要です。

私の場合

私は日本のソニー銀行を利用しました。ビザ延長申請時点でイギリスの銀行口座を開設しているクラスメイトもたくさんいましたが、その分時間がかかっているようだったので、日本の銀行口座で対応することにしました。ソニー銀行の場合は、日付指定の取引明細書は郵送で発行依頼をする必要があるので、両親にお願いして取り寄せてもらいました。発行された取引明細書は、PDFにしてメールで送ってもらいました。また、取引明細書が日本語なので、万が一提出を求められた場合はYMSで渡英している友人がビザ申請時に利用していた下記サービスを利用する予定でした。

403 Forbidden

CAS発行依頼

プレセッショナルコースの結果が通知された数日後に大学院のUnconditional Offerが発行されます。エディンバラ大学の場合は、Webサイト上でAcceptしたあとに出てくる「CASの発行を依頼する」というボタンを押すことでCASの発行依頼が完了します。

オンラインビザ延長申請

CASが発行されたらUKVIのサイトからビザ延長申請をします。日本から申請したときと内容が似ているので、その時の内容を確認しながら入力するのがオススメです。ここでビザの申請費用とImmigration Health Surcharge(NHSの保険料)を支払います。支払いにはクレジットカードやデビットカードを利用できます。

UKVCAS service pointの予約

日本からビザを申請したときに東京や大阪のビザセンターに行く必要があったように、延長時にも写真を撮ったりするためにUKVCASの予約が必要です。時間によって無料枠と有料枠があるのですが、プレセッショナルコースを終えた人が一斉に申請するので、予約がすぐ埋まってしまうのが難点。数日待ってようやくエディンバラの無料枠をゲットしました。

友人は早く済ませたいとAberdeenやGlasgowで予約を取っていました。後からその話を聞いて小旅行を兼ねてビザを申請しに行くのはいいアイデアだなと思いました。

書類アップロード

UKVCASのサイトのマイページ?に書いてある必要書類をサイトにアップロードします。私の場合はパスポートだけでした。

UKVCAS service point に向かう

予約の日になったらservice pointに向かいます。エディンバラの場合は、TKMaxの斜向いにあるHQと書かれたビルの中にあります。朝イチの予約だったので、入り口が空いておらず慌てていたところ、IDをかざしてビルに入る人がいたので勇気を出して声をかけて見たところ中に入れてもらえました。(ビザ関連業務を担当している方でした。)

2階に上がって、レセプションの方にビザ申請で来たことを伝えると、椅子に座って待っていて欲しいと言われたのでロビーの椅子に座って数分待ちました。すると、片手にコーヒーを持った紳士が表れて案内してくれました。(とてもイギリスらしかったです。)部屋に入ると「10分くらいで終わるからね〜」と教えてくださいました。内容としては以下の通り。

  1. パスポート提出(その場で返却)
  2. 指紋採取
  3. 顔写真撮影

この日に撮影した写真が、BRPカードに使われるのでメイクはばっちりしていきましょう!お兄さんがパスポートのコピーを取り終えると、BRPカードを届ける住所の確認が口頭であり、無事任務完了。全体的に優しい雰囲気でした。

BRPカード到着

ビザ延長申請から8週間、UKVIから手続き完了とBRPカード発送のメールが届きました。無事、BRPカードを受け取り長い長いビザ関係の手続きが完了しました。これで、年齢確認のためにパスポートを持ち歩く必要がなくなります。

皆さんも無事申請できますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました